人は「見た目」で決まる?!

「人は見た目が○割」「第一印象ですべてが決まる」・・・など、
いろいろなメディアで外見の重要性が取り沙汰されるようになって久しい昨今ですが、
「外見」を効果的にマネジメントして自己アピールをできているビジネスマンは、
まだまだ少ないようです。

外見の重要性が語られるとき、
その根拠として出てくるのが「メラビアンの法則」として知られる、
アメリカの社会心理学者アルバート・メラビアンの法則です。

その発見は1971年にさかのぼり、人の行動が及ぼす影響に関して

話の内容などの言語情報が7%、
口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、
見た目などの視覚情報が55%

としたのでした。

これは、ある特定の言葉を話したときの表情の影響を実験したものですから、
必ずしも商談の場面で「見た目で55%」が
すべて決まってしまうというわけではありません。

しかし、仮に同じ内容を話すのであれば、
身だしなみに気を使っている人が語るのと、
そうでない人が語るのとでは、
信頼性が異なるのは誰しも理解できるところではないでしょうか。

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この記事の執筆者

久野梨沙 久野梨沙 スタイリスト・公認心理師

(株)フォースタイル代表取締役、(社)日本服装心理学協会代表理事、公認心理師。
服装心理学に基づくパーソナルスタイリングの第一人者。アパレルブランドの企画職を経て独立。経営者や文化人などのスタイリングの他、身だしなみ研修、心理学を活用した接客研修、従業員のメンタルヘルス支援などにも尽力している。