日本でも広がるイメージコントロール

「外見」が与える印象をうまくコントロールし、
あらゆる場面に活かす「イメージコントロール」の先進国は
アメリカです。

大統領選挙でアピール力を高めるために
赤いネクタイを締めた・・・という話を
聞いたことがある方も多いでしょう。

言葉だけではなく外見までも使って積極的に
アピールをしていこう、というのは
多種多様な文化を抱えるアメリカならではですが、
イメージマネジメントの重要性は、
この日本国内でもようやく広まりつつあります。

日本国内でも価値観が多様化し、
あらゆるツールをつかっての自己アピールが必要な時代に入ってきました。

また、グローバル化に伴い「日本人は中身で勝負だ!」と
言い張るだけ、というわけにもいかなくなってきた、という
事情もあるでしょう。

そして何より、すべての物事のスピードが速まったことが
一番大きな要因と言えます。
フォースタイルへ身だしなみ研修をご依頼下さる企業さまからは
「初対面に強い社員を作りたい」というご要望を多く頂きます。

初対面のその一瞬で差がついてしまう今、
第一印象を良くしたいという気持ちが高まるのは当然のことと言えます。

フォースタイルでは、個人向けのサービスとして
パーソナルスタイリング(個人向けスタイリング)」もご提供していますが、
ほんの2年前までは限られた経営者や士業などの職業のお客様のみのご利用しかなかったのが、
この1年ほどは一般のビジネスマンから「婚活」中の男女まで、
幅広い方にご利用いただくようになりました。

このことからも、
「第一印象が大事なのは、特別な立場の人に限ったことではなくなった」
ということがよくわかります。

第一印象を自分の思うようにコントロールすることは、
これからは現代人の「必須スキル」となっていくだろうと、日々感じています。

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この記事の執筆者

久野梨沙 久野梨沙 スタイリスト・公認心理師

(株)フォースタイル代表取締役、(社)日本服装心理学協会代表理事、公認心理師。
服装心理学に基づくパーソナルスタイリングの第一人者。アパレルブランドの企画職を経て独立。経営者や文化人などのスタイリングの他、身だしなみ研修、心理学を活用した接客研修、従業員のメンタルヘルス支援などにも尽力している。